待雪草

ストーリー

政略結婚。
どちらが有利だというのか、有利なことなどあるのか、わからない。
課せられた重みに、ただ耐えていくだけ……。
16歳の千沙都、32歳の龍一、交互の視点で展開しています。

第一章
壱 白く塗り込められて 弐 燃え出る赤 参 孤高の蒼天
四 漆黒の囚われ人 伍 鈍色の闇 六 灰色の罠
七 偽りの輝き 八 桜色の枷 九 春告鳥
壱拾 春告鳥 弐  壱拾壱 二重螺旋  壱拾弐 硝子の楯
壱拾参 輪廻 壱拾四 寒山 壱拾伍 凍り付く微熱
第二章
壱拾六 花影に惑うのは 壱拾七 氷壁 壱拾八 過去からの使者
壱拾九 追憶 弐拾 賽は投げられた 弐拾壱 動き出す歯車
弐拾弐 手札 弐拾参 殻(から) 弐拾四 記憶の断片
弐拾伍 蝉時雨 弐拾六 歪んだ道標 弐拾七 多面体
弐拾八 連鎖 弐拾九 代償 参拾 償罪
参拾壱 呪縛    
第三章
参拾弐 蝉連(せんれん)    
あとがき他執筆中のあれこれはBLOGにて……

登場人物

御 崎 龍 一 (みさき りゅういち) 32歳 御崎グループ代表
御 崎 千沙都 (みさき ちさと) 16歳 龍一の妻 泰次郎の孫
御 崎 泰次郎
    聡 子
(みさき やすじろう)
(みさき さとこ)
御崎グループ会頭
故人 泰次郎の妻
萩 原 信 秀
    弥 生
(はぎわら のぶひで)
(はぎわら やよい)
千沙都の運転手
千沙都の世話係
真 下 鏡 子 (ました きょうこ) 千沙都の教育係 泰次郎の秘書
御 崎 雄 大
    留璃子
(みさき ゆうだい)
(みさき るりこ)
故人 泰次郎の息子 
故人 龍一の母
館 脇 風 雅 (たてわき ふうが) 龍一の友人
館 脇 幸 長
    真 琴
(たてわき ゆきなが)
(たてわき まこと)
現職大臣 風雅の父
風雅の義母
館 脇 美 春 (たてわき みはる) 風雅の祖母
雲 井 (くもい) 深川の芸者 千沙都の叔母
多佳子 (たかこ) 故人 千沙都の母
榎 木 華 純 (えのき かすみ) 龍一の元婚約者
坂 入 貴 哉 (さかいり たかや) 龍一の友人 アメリカ在住
須 藤 貢 (すどう みつぐ) 龍一の秘書
山野辺 賢 吾 (やまのべ けんご) 泰次郎の第一秘書
御 崎 真一郎 (みさき しんいちろう) 故人 泰次郎の兄
CAUTION:作品には性的表現が盛り込まれておりますので、18歳未満の方は閲覧をご遠慮ください。
閑花素琴(かんかそきん):静かに美しく咲いた花と、装飾のない簡素な琴。閑静な春の雰囲気を醸し出すもののたとえ。
待雪草(スノードロップ):花言葉 「希望」「慰め」
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